転職活動で内定を頂いた会社に承諾した後辞退する場合の手順や注意点

2019年4月7日

ラク
ラク
はぁ~憂鬱だ・・・
カズ
カズ
どうしたの?
ラク
ラク
内定貰えて行きますって言った会社があるんだけど、調べてみるとブラック臭がするんだよな

こんにちは、TSです。

転職活動においてやっとの思いで掴むことのできた内定、勢いに任せて承諾したは良いけれど、よくよく考えた結果やっぱり辞退したい・・・そんな事を考えることもあるのではないでしょうか。

筆者も実は一度、未経験で内定を頂いた外資系の会社に対して辞退を申し込んだことがあります。(その時の転職の話は下記参照)

一度内定を得た後に辞退すると最悪の場合損害賠償を起こされるとネットに書いてあることもあり、中々決断に踏み出せない方も多いと思うので、筆者の体験を踏まえ皆様の不安に答えていきたいと思います。

承諾後の辞退は可能なのか

そもそも内定を承諾してしまった後に取り消すことは可能かどうかについてみていきます。

基本的には可能

筆者の経験上は問題なく辞退することが可能でした。

内定承諾後に口約束だけでなく、内定承諾書なる物も書かされ提出しましたがその点に関して突っ込まれることはありませんでした。

筆者が調べてみた限りでは内定承諾書には法的効力はなく、あくまで「契約したから辞めないでね」と念を押すための物だそうです。つまり内定承諾書を書いていたにも関わらず断ったからといって、それが直接訴えられたり罪になることの理由にはならないわけですね。

また、内定承諾書を書かせるということは、裏を返せばそれだけ内定を辞退する人が多く、その抑止効果として作られた物であるため、以前からそれなりに内定を辞退する方がいたことも伺えます。

相手に迷惑がかかることを忘れてはいけない

内定を断ることが法的に問題が無いとしてもエージェント、相手の企業両者に迷惑がかかることを決して忘れてはいけません。

相手の企業側からしたら入社用の備品を揃えたり、期首、見直し期間だったら転職者の予算も含めて計上していることになるので、こない事が発覚したら予算を再計算して提出する手間が生じ時間的にも費用的にも大きな損失が生じます。

また、エージェント側は企業側から直ぐに辞める様な人を紹介したということで信用を失いますし、本来紹介したときにもらえる報酬もなくなるため、今まで取り次いで来た分の時間や労力が無駄になります。基本的に一人の人を紹介するとその人の年収の3割ほどがエージェントに報酬として支払われるので年収500万だった場合、エージェント側に150万ほどの機会損失を与えることになります。

エージェントの中でも特化系のベンチャー企業などの場合は相当な痛手を被るので、今まで自分のために動いてくださった方のためにも誠意をもって対応しましょう。

カズ
カズ
相手側も準備してくれていたことを忘れないようにね

辞退の手順

肝心の実際に辞退を申し出る際の手順を書いていきます。

エージェントに連絡

まずは内定先の企業ではなく、仲介として入っているエージェントの担当の方に内定の辞退を申し出ましょう。

基本的にエージェントは企業の採用担当者とつながっており、また似たような事例も体験していることが多いのでその後の流れがスムーズになります。

直接企業に連絡した場合、圧力をかけられたり辞退を受け入れてくれなかったりといった事例もあります。

あくまで第三者であるエージェントに、客観的な立場から入りクッションになってもらうことで受けるストレスもグンとへりますよ。

また、通常だとエージェントを仲介してのやり取りが終わった後にある程度相手方の企業と話すように促されますが、場所によってはエージェントに伝えておしまい、といったケースもあります。

内定先の企業に連絡

エージェントに連絡した後はエージェント側から企業側にある程度話をつけてもらい、理解してもらった状態で直接理由を伝えたり謝ったりするように促されることがあります。

ここでは誠意を持って謝ることを第一とし、辞退の理由や態度にも細心の注意を払いましょう。

キュー
キュー
断りの連絡を入れるときも誠意をつくすんやで

トラブルを避けるために

企業の中には辞退の旨を連絡しても納得してもらえず、トラブルになる場合も十分考えられます。

ここではそういったトラブルを起こさない、起きてしまっても穏やかに解決する方法を書いていきます。

容易に内定を承諾しない

このページに来てくださっている方は既に内定を承諾してしまっている方が多いかと思いますが、万が一まだ内定はもらっていないけど後々貰えそうでその際に辞退できるのかな?と思っている方は前もって目を通して置いてください。

内定が出ても承諾しなければその時点で大きなトラブルに発展することはまずありません。これは職業選択の自由で求職者の当然の権利ですが、内定を出して承諾していないのに絶対来なければ行けないといったルールはありません。

内定をいただけたらその段階で、他にも並行して受けている企業があるので○日程待って欲しいなど理由を伝えましょう。

内定を出してくれるほどあなたはその企業に欲しいと思われているので、他も見たい等といった理由で内定を取り消されることはまずありません。

出来るだけ早くに申し出る

先ほども書いたとおり、内定を承諾した場合受け入れ先も準備をして受け入れ態勢を整えます。

申し出る時間が早ければ早いほど相手企業に与える損害も少ないので迷惑をかけないためにも早めの行動をしましょう。

目安としては入社予定日1ヶ月~3週間程前であればまず問題ありません。

理由を問われたら嘘も方便

内定を承諾する前でしたら他の企業も見たいからといった理由も通用しますが、承諾後に同じ理由で断ろうとすると十中八九キレられます。

恋人と付き合っている段階で他に好きな人が出来たと振られたほうが、婚約した後で振られるよりダメージが少ないのと同じです。

止む終えない事情でどうしてもといった理由を準備しておく必要があるので、相手方もそれならしょうがないと納得するような内容を考えておきましょう。

具体例をいくつか挙げておきます。

  • 親の介護が必要になったため地元から離れられなくなった。
  • 元の職場に残ることにした
  • 家族から物凄い反対にあった
  • 病気のため療養が必要になった

場合によっては嘘も方便です。決して他を受けたいからなどといったことは言わず、うまいこと言い訳を考えておきましょう。しかし度が過ぎた物は控えるようにしてください。

脅された場合

ごく稀に内定自体に対して損害賠償を起こす!と脅してくる会社もあります。

殆どの企業でこのようなケースはありえませんが、ブラック企業で人の確保が難しい場合など切羽詰っている場合はあるそうです。

対処法としてはまずは無視してしまってかまいません。これは法律によって守られており、強制労働の禁止(労働基準法第5条)を違反するとした見方をすることが出来るため、法的に企業側が訴えることは出来ないためです。

無視してもあまりに酷い場合は上記の法律違反である旨を伝え、それでも止まない場合は弁護士を挟むことも検討していると伝えましょう。

カズ
カズ
自分の身はしっかり自分で守らないとね

辞退後の注意点

内定辞退を受け入れられたとしてもそれでおしまいではありません。

多くの人に迷惑をかけた事はもとより、自分自身に対しても大きなデメリットが生じていることは忘れてはいけません。

ブラックリストに載ることもある

場合によっては業界のブラックリストに載り、案件を紹介してもらえなくなる危険性もあります。

少なくともお世話になっていたエージェントはしばらく(もしくは永久的に)使えなくなるので、良い職場に巡り合う機会が少なくなったことは自覚しましょう。

短期間でいくつもの内定を辞退した場合、そのエージェントだけでなく、転職業界全体に悪評が流れ紹介してもらえなくなったり、人事同士の交流会で名が広がり採用されなくなったりといった弊害も起こりやすくなります。

現職場との関係

転職をやめてもとの職場に戻ることもあるかと思いますが、転職を秘密裏に行っていたならまだしも、その旨を上司や同僚に話してしまっていた場合は一度辞めようとしたレッテルを貼られ、人間関係や昇進に悪影響が出ることは覚悟しなければなりません。

筆者も上司と同じ仕事場の数人にしか話していませんでしたが、職場に留まった後別の職場の方もその話を知っており非常に肩身の狭い思いをしました。

引止めの際に色々条件を出されますが、その約束が守られることはまずありません。また、留まった後に再度転職して去っていく人は8割前後にも上ると聞いたことがあります。

もし既に現職場に話してしまっていたのなら、他の転職先を探したほうが良いかもしれませんね。

同じことは繰り返さない

1度の内定辞退でも多くの人の時間とお金を無駄にします。そういった観点から、何度も内定辞退を繰り返すのは控えましょう。

人にしたことはいずれ自分に帰ってきます。

先ほど書いたようにブラックリストに載って紹介してもらえなくなったり、怒りを買って脅されたりと良い事は無いので、自分で自分の首を絞めないためにも先を見据えた行動をするように心がけましょう。

モナ
モナ
失敗するのは仕方ないけど、繰り返すのはNGニャ

まとめ

今回は内定を承諾してしまった後に辞退する場合の流れや注意点を書かせていただきました。

転職は人生においても一大イベントで、先を急いで間違った判断をすることもあります。

その場合も冷静にどうするべきか考えながら対処することでトラブルを避け、穏やかに事を収めることができます。

就職活動

Posted by TS