転職活動で未経験にも関わらずSEの内定を貰えた方法

ラク
ラク
未経験だけどSEの仕事に興味あるんだよな~
カズ
カズ
SEって未経験で就職するの難しいって聞いたよ?

こんにちは、TSです。よく未経験で異業種への転職は難しいと言われます。

私も以前、システムエンジニアになりたくていくつかの大手転職サイトに登録したのですが、エージェントとの面談で必ず

「未経験からは厳しい」

と一蹴され、悶々とした日々を過ごしていました。

実際に無理を承知で何度か応募して見たのですが、結果はほぼ全てが書類落ち。やっと面接に漕ぎつけたとしても、経験が無いからという理由でなかなか合格には至りませんでした。

それでも折れずに転職活動を続けたところ、ある一社から内定をいただけたので、今回は未経験の職種に挑戦したい方に向けて、内定までの過程を書いてみようと思います。

準備編

冒頭でも触れたように、異業種への転職は長丁場になる事が多々あります。

実際私も転職したいと思い始めてから実際に内定が出るまでに1年近くかかりました。

ただ、その1年の間無意味にぼーっとしていたわけでなく、色々試行錯誤しており、その結果が内定に繋がったと思うのでもう少し詳しく掘り下げて書いていきます。

希望の業種の研究を徹底的にした

まずはその業種の研究はしておいて良かったなと思いました。

ネットで異業種に転職した方の体験談を見ていると、内定こそ得られたものの、入社後理想と違ったということですぐに辞めてしまう方もいらっしゃったので、同じように負のループには落ちたくなかったというのが本音になります。

他にも、未経験でも歓迎されやすい職種を探せたり、年収や、平均年齢等、仕事選びの軸を作れたりといった点でもやっておいて損はなかったかなと思います。

各業種に関するザックリとしたデータは下記のDODAのページが見やすくて勉強になりました。

何故その業種が良いのか考えた

異業種の研究をするとその業種の良い点、悪い点が見えてきます。

研究が進むとその業種の仕事が自分が本当にやりたいことなのか、続くのかと言った判断材料が増えてきます。

転職をする方の中には今の仕事が嫌で仕方なく、「逃げ」の姿勢で転職した方も実際に知り合いにいらっしゃいました。

もちろん、逃げも時には大事ですが、何も考えずに転職すると転職先でも同じ目にあってしまう可能性が高いので、出来れば今の業種が嫌だからと言った「逃げ」よりも、この業種でどうしてもこれがしたい!と言った「攻め」の姿勢で臨みたいものです。

加えて、未経験の転職ではほぼ100%志望動機が聞かれるので、そこを固めるといった点でもまとめておくべきでしょう。

未経験では資格は大事

未経験では特に資格の勉強をしておいて良かったなと思えました。

資格の勉強は経験がなくても参考書さえあれば手をつけることが出来ますし、たとえ合格してなくてもその業種の知識を主体的に勉強しているといった情熱を示すことが出来ます。

また、資格は学校までの勉強と違い、業務にそのまま直結する知識なので職についた後も活かせます。

IT系なら国家資格でもある情報処理技術者試験はとっておいて損はありません。

ただし、基本情報程度ではほかの方も持っていることが多くリードできそうになかったので、筆者はいきなり応用情報から攻めました。

応用情報に関する詳しい記事は下記サイトにまとめてあるのでご参照ください。

ラク
ラク
段取り八分って言うしな、やっぱり準備は大切だな

未経験でも就職するには

未経験から就職するには何より行動することが大切だと感じました。

決めたら早く行動に移そう

実際に転職活動中にエージェントの方から言われたのですが、未経験の職種なら早ければ早い(年齢が若いということ)方が断然有利とのことでした。

未経験でも転職できるボーダーラインが25歳だそうで、それ以降はあらゆる点で不利になるそう。

思い立ったら極力早く行動に移したほうが良いですね。

転職エージェントの選び方

転職エージェントですが、大手の転職エージェントも登録しておいて損はないと思います。

しかし、ITの場合、未経験の立場では小規模でも業種ごとに特化したエージェントを選んだ方が内定が出やすいです。(私も特化エージェントを頼りました)

理由としては大手エージェントでは大量の案件に対して大量の求職者がいるため、一人ひとりの対応が疎かになりがちです。一方、小規模の特化エージェントは案件も求職者も絞られているため、ある程度求職者側の細かい希望を聞いてもらえる余地があるそうです。

実際私も大手エージェントに登録した時は初めの面談までに1ヶ月ほどかかり、面談も「厳しい」だの「無理」だのの返事が多く、その後も案件は機械的にメールで送られてくる程度(しかも要望とぜんぜん違うw)でした。しかし、特化型エージェントでは登録した翌日に電話を頂き、その後も面接の段取りや入社試験(SPI)の対策等、かなり手厚いサポートをしていただけました。

ちなみにIT業界特化になりますが、私はレバテックキャリアに御世話になりました。

その他にもITだけに特化したエージェントをまとめたので興味がある方は是非ご一読ください。

現状の自分が携わっている仕事から攻める

筆者の場合は転職活動をするときに経理の経験が1年ちょっとあり、簿記の資格も持っていました。

そのことを転職エージェントに相談したところ現在は会計ソフトもいろんな会社で開発されていて、会計の知識がある人を求めているとのことだったので、もともと自分が持っている知識や仕事の経験も大いに買って頂けることになりました。

今の時代ほとんどの業務が効率を上げるためIT化、システム化を目指しているので自分が携わっているもともとの仕事もつなげることができます。

あくまでIT系やエンジニアと言った仕事はもともとあるデータや動きをコンピュータ上に移して動かしているだけに過ぎないので。

物を売る仕事がお店屋さんからネットショップに代わった。

ノウハウを書く仕事とが本からブログに代わった。

データを記録する場所がノートからデータベースに代わった。

まさにそれだけなので、今自分がやっている仕事をデータ化してやっていないかを軸に考えてシフトしていくことが一番の近道になります。

面接時の注意点

未経験で会社を受けようとすると、十中八九志望理由を聞かれます。

準備編でも書いたように、しっかりと業種の研究をした上でどうしてその業種なのか熱意を持って伝えるべきです!

そのほかにもポイントはありますが、それは転職特化のページにほぼ書かれていることなのでそちらをご参照ください。

スクールも利用してみる

筆者は一応情報系の大学を出ているので利用しませんでしたが、Twitterで知り合った方ではまったくプログラミングを知らなかったため、一度スクールを利用してそのまま転職を成功させた方もいらっしゃいました。

大抵のスクールは転職制度も整っており、未経験からチャレンジしても転職まで手厚くサポートしてくれるところが多いので非常に魅力的です。

もし興味があればこちらも見て頂けると嬉しく思います。

モナ
モナ
行動は大事、明日やろうは馬鹿野郎だニャ

最後に

今回は未経験で内定を得るまでにしたプロセスをざっと書いてみました。

何より大きかったのはエージェント選びだったように感じます。

私の場合はIT企業のシステムエンジニアで探しましたが、他の業種、職種でも特化したエージェントはあるので、自分にあった特化型エージェントを探してみてください。

また、このページではIT業界に特化した転職方法を述べて居ます。通常の転職がどのような流れで行われるか気になる方は下記をご覧ください。

就職活動

Posted by ts